フラワーカーペット展 le 20ème Tapis de Fleurs

  

2016年8月

ベルギーと日本の「友好150周年」を記念して、日本とベルギーで年間を通して数多くのイベントが開催されている。

8月はブリュッセルが誇るイベント、「フラワーカーペット」がある。

20回目の今年の招待国は「日本」。美しい自然を愛でる日本人の心を表す「花鳥風月」を織り込んだ花のカーペットが、100人を超すボランティアの手により誕生した。

©Maki Miyazaki ※写真をクリックすると拡大表示されます。

©Maki Miyazaki ※写真をクリックすると拡大表示されます。
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8月12日、肌寒い早朝5時からベゴニアやダリア、草や樹皮などで75 m ×24 m という雄大なカーペットが、詰めかけたベルギー人や観光客の見守る中、8時間かけて作りあげられた。曇りがちであった午前中と打って変わったベルギー晴れの空の下、数多くの人に日本とベルギーの友好を印象づけた4日間だった。

©Wim Vanmaele※写真をクリックすると拡大表示されます。

ヴィタメール製の「花鳥風月」登場

オープニングのレセプションが市庁舎のゴシックの間で20時から行われた。広間を埋め尽くした招待客を前に、ブリュッセル市の文化担当助役のスピーチに続き日本大使が挨拶した。その後、花のカーペットに勝るとも劣らないヴィタメール特製の「花鳥風月」のケーキがカットされ供応を受けた。広場では打ち上げ花火が上がり、七色のイルミネーションに浮きあがったカーペットは幻想的であった。

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